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LLMエージェントによる協力ゲーム Ito

協力型カードゲーム「Ito」を、複数のLLMエージェントにプレイさせる実験。 人間が遊ぶと空気を読むゲームだが、LLMにやらせるとどこで破綻するのか見たかった。

各プレイヤーは1から100までの秘密の数字を持ち、お題に沿った言葉だけで数字の大小を伝え合う。 全員の数字を小さい順に出せれば成功。 数字を直接言えないので、言葉の意味と他プレイヤーとの相対関係を推論する必要がある。

ゲーム進行はLangGraphで実装した。 発話、PLAY/WAITの投票、追加議論、カード提出を状態遷移として管理する。 LLM呼び出しの出力はPydanticで検証し、人間プレイヤーとAIを混ぜて遊べるようにもした。

既存のマルチエージェント強化学習フレームワークPettingLLMsへIto環境も統合した。 プレイヤーとゲームフェーズごとにLLM呼び出しのトラジェクトリを追跡し、発話、投票、議論へ別々の重みを与える報酬方式を実装した。 Prompt共有モデルとLoRAによるプレイヤー別方策の小さな学習までは動いている。

PettingLLMs本体は既存の研究プロジェクトで、この実験ではItoゲーム本体、学習環境、トラジェクトリ追跡、報酬設計への統合を担当した。 本格的な長時間学習と比較評価はまだできていない。